ロボットの確率・統計
上田さん( @ryuichiueda )より「ロボットの確率・統計」をご恵投いただきました!
拝読させて頂き¶
献本頂いた「ロボットの確率・統計」ちょっとずつ読んでいるのですが、システム開発と通ずる所が多くて普通に仕事で役に立ちそう
— kanata📖コマンドラインの黒い画面が怖いんです。4/19発売 予約受付中! (@kanata201612) March 10 2024
特に1章:代表値、2章:確率、3章:期待値、5章:試行回数と信頼性
このあたりは、システムの信頼性設計と「性能試験」にめっちゃ関係するんですよ!(リプライ続く) https://t.co/4YBqIk5R72
ロボットだけじゃない、むしろ人生に役に立つ¶
前半は確率・統計の基礎的な話なのですが、これが実務ですごい役に立つ話でですね。
これを理解すると、正確に「グラフが読めるようになる」んですよ!
仕事とかでグラフって良く見る機会があるんですが、まぁまぁ恣意的に作られてるんですよね。誤魔化したり、ダマしたりする意図が多分にあるというか。
それで、ぼんやり眺めてるだけでは気づかないんです、が・・・
この本でわかるようになります。
例えば最近の話題だと「通訳者の賭博負け総額は、平均23万円」で、「えぇ?そんなみんなギャンブルして負けてるの…」ではなく、それが外れ値の影響であることが秒でわかる、みたいな。
もちろんロボットにも役に立つ¶
ロボットは工学的なこととか、ソフトウェア的なこととか、数学的なこととかの、それぞれが連携する集大成であったりするので、各章だけでも色々な分野の人に役に立つはず。後半の章は機械学習とか強化学習とか意思決定とか出てきます。
このあたりの内容を絡めた実体験エピソードが載ってるのがすごい面白いんですよ!
ロボットの勉強しようと思ってたら「怪しい儲け話に気づくようになる」とか「麻雀で勝てるようになった」とか「やべー情報だけインプットされると認知は歪む」とか実生活に役立つ話が、確率・統計の知識ベースと繋がるんです最高に楽しい。
数式出てくるあたりは、何回か読み直しながらだいぶ時間をかけて理解する必要がありそうですが、最終的に腹落ちして理解できそうです。
なぜかというとですね、技術書でけっこう行き当たるのは「なんかよくわからん…よくわからないけれど、こうなるのか…」というのがあるんです。その「なんでこうなるのか」が丁寧に書いてあるんですよ!すごい!
ぜひお手にとってみてください。目次を確認して頂くと、きっと役に立つ章があります。
ちな、拙著の実生活に焦点をおいたダマサれないための本もございます(便乗)
「第3章 ダマす数値」のあたりが、ちょうど「ロボットの確率・統計」と地続きでした!
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