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テクニカルエンジニア(システム管理) » 履歴 » バージョン 1

kanata, 2025/04/13 15:59

1 1 kanata
# テクニカルエンジニア(システム管理)
2
3
その傾向と対策
4
5
{{toc}}
6
7
 過去問・問題集
8
--------
9
10
<dl>
11
    <dt>示現塾</dt>
12
    <dd>http://zigen.cosmoconsulting.co.jp/service/service_index.htm</dd>
13
</dl>
14
15
<dl>
16
    <dt>解答例速報</dt>
17
    <dd>http://www.arkweb.co.jp/~haru2001/sm/</dd>
18
</dl>
19
20
http://www.arkweb.co.jp/~haru2002/sm/http://www.arkweb.co.jp/~haru2003/sm/
21
22
<dl>
23
    <dt>CareerCafe イムカ</dt>
24
    <dd>http://www.imca.co.jp/event/itexam/</dd>
25
</dl>
26
27
<dl>
28
    <dt>□高度情報処理技術者試験の論文集</dt>
29
    <dd>http://ww5.tiki.ne.jp/~nmura/js/</dd>
30
</dl>
31
32
<dl>
33
    <dt>午後II論文試験問題</dt>
34
    <dd>http://itee.org/reference/</dd>
35
</dl>
36
37
<dl>
38
    <dt>合格の法則</dt>
39
    <dd>http://gogo2.net/xoops/</dd>
40
</dl>
41
42
<dl>
43
    <dt>過去問題分析</dt>
44
    <dd>http://www5a.biglobe.ne.jp/~ariga/public_html/kakomondaibunnseki.htm</dd>
45
</dl>
46
47
<dl>
48
    <dt>論文塾</dt>
49
    <dd>http://www008.upp.so-net.ne.jp/ronbunjyuku/</dd>
50
</dl>
51
52
 勉強に役立つ参考URL
53
------------
54
55
<dl>
56
    <dt>情報処理試験テクニカルエンジニア(システム管理)に楽々合格</dt>
57
    <dd>http://sm.xn--n9q36mh1hnxuksz7wt.net/</dd>
58
</dl>
59
60
<dl>
61
    <dt>”情報システムの嘘”~作る技術・使う技術・使わない知恵・捨てる勇気~</dt>
62
    <dd>http://homepage1.nifty.com/isadv/index.html</dd>
63
</dl>
64
65
<dl>
66
    <dt>情報セキュリティアドミニストレータ 合格への道</dt>
67
    <dd>http://risky.cs.inf.shizuoka.ac.jp/~gs2053/sequrity.html</dd>
68
</dl>
69
70
<dl>
71
    <dt>テクニカルエンジニア(システム管理)掲示板</dt>
72
    <dd>http://www.itac.gr.jp/sm/bbs/</dd>
73
</dl>
74
75
 メールマガジン
76
--------
77
78
試験に役に立つメールマガジンです。
79
80
 運用管理
81
-----
82
83
###  障害管理
84
85
###  セキュリティ管理
86
87
###  構成管理
88
89
###  性能管理
90
91
###  システム改善
92
93
 論文
94
---
95
96
###  章立て
97
98
<dl>
99
    <dt>・基本的には4章構成が妥当</dt>
100
    <dd></dd>
101
    <dt>①問題の題意の整理</dt>
102
    <dd></dd>
103
    <dt>②章立てして、構成を練る。</dt>
104
    <dd></dd>
105
    <dt>③はじめと最後はべらべら落書きする。</dt>
106
    <dd></dd>
107
    <dt>④残り1時間までは焦らなくてもよい。</dt>
108
    <dd></dd>
109
</dl>
110
111
<dl>
112
    <dt>例1</dt>
113
    <dd></dd>
114
</dl>
115
116
<dl>
117
    <dt>1.システム概要と私の立場</dt>
118
    <dd></dd>
119
    <dt> 1.1 システム概要</dt>
120
    <dd></dd>
121
    <dt> 1.2 ((システムの問題点→解決の必要性への経緯))</dt>
122
    <dd></dd>
123
    <dt> 1.3 私の立場</dt>
124
    <dd></dd>
125
</dl>
126
127
<dl>
128
    <dt>2.システムの問題点→解決の必要性への経緯</dt>
129
    <dd></dd>
130
</dl>
131
132
<dl>
133
    <dt>3.具体的施策・工夫した点</dt>
134
    <dd></dd>
135
    <dt> 3.1 施策</dt>
136
    <dd></dd>
137
    <dt>  (1)</dt>
138
    <dd></dd>
139
    <dt>  (2)</dt>
140
    <dd></dd>
141
    <dt> 3.2 工夫点</dt>
142
    <dd></dd>
143
</dl>
144
145
<dl>
146
    <dt>4.評価と今後の課題</dt>
147
    <dd></dd>
148
    <dt> 4.1 評価</dt>
149
    <dd></dd>
150
    <dt> 4.2 今後の課題</dt>
151
    <dd></dd>
152
</dl>
153
154
###  あなたが携わったシステムの概要用紙
155
156
* **①**:金融基幹系システムにおけるゲートウェイシステムの運用(26文字)
157
* **②**:2.金融
158
* **③**:4.1,001~5,000人
159
* **④**:3.営業・販売
160
* **⑤**:1.汎用コンピュータ8台 4.ワークステーション8台
161
* **⑥**:1.他企業・他機関との間 2.同一企業・同一機関の複数事業所間
162
* **⑦**:7.3,001人以上
163
* **⑧**:7.3,001人以上
164
* **⑨**:2.わからない
165
* **⑩**:2.他社システムの運用支援
166
* **⑪**:2.わからない
167
* **⑫**:1.ソフトウェア企業・情報処理サービス企業等
168
* **⑬**:1.システム管理 2.システム運用 4.技術支援 5.システム設計・開発・保守
169
* **⑭**:10~15人
170
* **⑮**:H15.7~H17.6
171
172
###  設問(ア)のテンプレート
173
174
**・システム概要**
175
176
Xセンタは、いくつかの金融機関の基幹系システムとして機能する共同センタである。被災対策としてのバックアップセンタも含め全国に7拠点あり、それぞれ配下に管理する金融機関が異なる。その為、それぞれのセンタで各金融機関の業務に合わせて独自の運用(主な独自運用部分としてはオンライン業務時間が各センタで違う)を行っている。銀行業務全般は日中帯に行われるが、夜間はバッチ処理等があり、基本的に24時間システムの停止は許されない。システム停止は、計画保守等の目的でかつ、顧客の承認が得られた場合のみ限られた時間システムの停止を行える。金融業務における基幹システムは、障害による業務停止の影響が非常に大きく、システムには高信頼性が要求される。従って、全ての機器・ネットワーク・電源にいたるまで二重化構成としており、システムの高信頼性を確保している。
177
178
**・私の立場**
179
180
金融機関の端末群と勘定系・情報系ホストとを中継するXセンタのゲートウェイシステムは、機器の陳腐化とマシン保守期限切れに伴い、システム更改する事となった。A社社員である私は、Xセンタよりシステム開発と開発後のシステム保守を請け負った。私は現在まで、3つの金融システムの開発業務に携ったが、今回初めてプロジェクトリーダとしてプロジェクトの管理を行う事となった。
181
182
<dl>
183
    <dt>(800字以内)</dt>
184
    <dd></dd>
185
</dl>
186
187
###  設問(イ)のテンプレート
188
189
<dl>
190
    <dt>(3200字以内 2400字が目安)</dt>
191
    <dd></dd>
192
</dl>
193
194
---
195
196
> キーワード
197
198
* SLA
199
* ダウンサイジング
200
* データ移行の評価基準
201
* オペレータの省力化
202
* オペレーションミス
203
* Q&Aシート
204
* フォローと整理
205
* 年間コストの10%
206
* バッチ帳票
207
* レスペーパシステム
208
* ミドルソフトウェア(スケジューリング)
209
* POS
210
* EOS・EOB端末
211
* キャパシティプランニング
212
* トップマネジメント
213
* 品質保証とトレーサビリティ
214
* 対応マニュアル
215
* デグレード
216
* 時系列分析
217
* 再現テスト
218
219
* 対策会議
220
221
* 障害復旧の最遅日決定
222
* 影響範囲の確定
223
224
* サービスレベルに関するユーザとの合意
225
* 基準値の達成状況とユーザの評価
226
* バックアップに関する責任の明確化
227
* バックアップ採取計画
228
* 半年に一度、本番環境回復訓練
229
230
* 意志決定
231
232
* 調整役(システム部長)
233
234
* アウトソーシング
235
236
* ハウジング(形態)
237
238
* システム構成上の工夫
239
240
* DBMSオプション
241
242
* 販売管理・受注管理
243
244
* オンライン稼働時間帯
245
* バッチ稼働時間帯
246
247
* 監視
248
249
* 日次監視・週次監視・月次監視
250
* 継続的なサービス状況の監視
251
* 稼働監視
252
253
###  設問(ウ)のテンプレート
254
255
**・評価**
256
257
前述の施策により、目標の○○は○○となり達成できている。尚、この数値は顧客から承諾を得て、事前に○○した場合を除いている。顧客からも一定の評価を受けており、私の実施した○○が奏功していると判断している。
258
259
**・今後の課題**
260
261
達成率は○○であったが、残りの○○は、○○となって○○したものであり○○が甘かったと言わざるを得ない。解決策として、
262
263
* 定期的なミーティングの場を設ける事
264
* レビューの回数を増やし、潜在的なバグを発見する事
265
* なんかネタを増やしておく
266
267
は、まず必要であると考えるが、こうしたミスの低減の為には、運用要員・開発要員の教育の強化が必要と考え、現在実施中である。
268
269
<dl>
270
    <dt>(3200字以内 2400字が目安)</dt>
271
    <dd></dd>
272
</dl>
273
274
 平成14年度テクニカルエンジニア(システム管理)  午後問題解説
275
---------------------------------
276
277
###  午後2 問3
278
279
<dl>
280
    <dt>**1.システム概要**</dt>
281
    <dd>ほやらら</dd>
282
    <dt>**1ー1.システム構成**</dt>
283
    <dd></dd>
284
    <dt>**1ー2.24時間サービスの必要性**</dt>
285
    <dd></dd>
286
    <dt>**1ー3.私の立場**</dt>
287
    <dd></dd>
288
</dl>
289
290
<dl>
291
    <dt>**2.運用設計上の工夫**</dt>
292
    <dd></dd>
293
    <dt>**2ー1.工夫点1(~の簡略化・オンコール対応)**</dt>
294
    <dd></dd>
295
    <dt>**2ー2.工夫点2**</dt>
296
    <dd></dd>
297
</dl>
298
299
<dl>
300
    <dt>**3.評価**</dt>
301
    <dd></dd>
302
    <dt>**3ー1.顧客への報告と評価**</dt>
303
    <dd></dd>
304
</dl>
305
306
トラブルx件だが評価は良しとする
307
308
<dl>
309
    <dt>**3ー2.今後の改善点**</dt>
310
    <dd></dd>
311
</dl>
312
313
更なる自動化。障害切り分け時の連絡網
314
315
 平成15年度テクニカルエンジニア(システム管理)  午後問題解説
316
---------------------------------
317
318
###  午後2 問1
319
320
<dl>
321
    <dt>**1.情報システム概要と運用の概要**</dt>
322
    <dd>ほやらら</dd>
323
    <dt>**1ー1.情報システムの概要**</dt>
324
    <dd></dd>
325
    <dt>**1ー2.運用の概要**</dt>
326
    <dd></dd>
327
    <dt>**1ー3.私の立場**</dt>
328
    <dd></dd>
329
</dl>
330
331
<dl>
332
    <dt>**2.運用資源の分析と施策**</dt>
333
    <dd></dd>
334
    <dt>**2ー1.運用資源の分析**</dt>
335
    <dd></dd>
336
    <dt>**(1).分析対象と分析方法**</dt>
337
    <dd>性能・CPU・メモリ</dd>
338
    <dt>**(2).結果**</dt>
339
    <dd>ボトルネック発見</dd>
340
    <dt>**2ー2.施策**</dt>
341
    <dd>ハード増強とソフト修正の検討</dd>
342
</dl>
343
344
<dl>
345
    <dt>**3.評価**</dt>
346
    <dd></dd>
347
    <dt>**3ー1.評価(目標値)**</dt>
348
    <dd></dd>
349
</dl>
350
351
トラブル無し、目標値クリア
352
353
<dl>
354
    <dt>**3ー2.今後の改善点**</dt>
355
    <dd></dd>
356
</dl>
357
358
性能問題の早期発見・監視、調査ソフトの導入
359
360
###  午後2 問2
361
362
<dl>
363
    <dt>**1.システム概要とセキュリティ概要**</dt>
364
    <dd>ほやらら</dd>
365
    <dt>**1ー1.システム概要**</dt>
366
    <dd></dd>
367
    <dt>**1ー2.セキュリティ概要**</dt>
368
    <dd></dd>
369
    <dt>**1ー3.私の立場**</dt>
370
    <dd></dd>
371
</dl>
372
373
<dl>
374
    <dt>**2.運用管理面でのセキュリティ対応策**</dt>
375
    <dd></dd>
376
    <dt>**2ー1.業務の特徴**</dt>
377
    <dd>顧客管理だったが問題があった事にする。私が分析・発見・提案し、承認された事にする。</dd>
378
    <dt>**2ー2.対応策とその実施理由**</dt>
379
    <dd>諮問認証技術を用いる。ユーザの意識的な問題の改善に時間がかかる為。</dd>
380
</dl>
381
382
<dl>
383
    <dt>**3.評価**</dt>
384
    <dd></dd>
385
    <dt>**3ー1.実施結果と評価**</dt>
386
    <dd></dd>
387
</dl>
388
389
トラブル無し、私は施策が奏功していると判断する。
390
391
<dl>
392
    <dt>**3ー2.今後の改善点**</dt>
393
    <dd></dd>
394
</dl>
395
396
ユーザ意識の改善
397
398
###  午後2 問3
399
400
<dl>
401
    <dt>**1.情報システム機器の概要と施策の概要**</dt>
402
    <dd>ほやらら</dd>
403
    <dt>**1ー1.情報システム機器の概要**</dt>
404
    <dd></dd>
405
    <dt>**1ー2.コンピュータ室の設置の概要**</dt>
406
    <dd></dd>
407
</dl>
408
409
ICカード管理(但しずさんという事にする。)
410
411
<dl>
412
    <dt>**1ー3.私の立場**</dt>
413
    <dd></dd>
414
</dl>
415
416
<dl>
417
    <dt>**2.施設管理の工夫点**</dt>
418
    <dd></dd>
419
    <dt>**2ー1.工夫した施策**</dt>
420
    <dd></dd>
421
    <dt>**(1).○○について(指紋認証の導入)**</dt>
422
    <dd></dd>
423
    <dt>**(2).○○について(ユーザ教育の依頼)**</dt>
424
    <dd></dd>
425
    <dt>**(3).○○について(XXXX)**</dt>
426
    <dd></dd>
427
</dl>
428
429
<dl>
430
    <dt>**3.評価**</dt>
431
    <dd></dd>
432
    <dt>**3ー1.顧客報告と評価**</dt>
433
    <dd></dd>
434
</dl>
435
436
一時は悪かった。良くなった。現在まで問題は起きていない。私の施策は奏功していると判断している。
437
438
<dl>
439
    <dt>**3ー2.今後の改善点**</dt>
440
    <dd></dd>
441
</dl>
442
443
使用者の意識の改善が重要課題。
444
445
 平成16年度テクニカルエンジニア(システム管理)  午後問題解説
446
---------------------------------
447
448
###  午後2 問1
449
450
<dl>
451
    <dt>**1.私が携わった情報システムのサービス概要**</dt>
452
    <dd></dd>
453
</dl>
454
455
ほやらら
456
457
<dl>
458
    <dt>**1-1.サービス概要**</dt>
459
    <dd></dd>
460
    <dt>**1-2.重要と考えたサービスレベル**</dt>
461
    <dd></dd>
462
</dl>
463
464
せつめいを書くと~
465
466
<dl>
467
    <dt>**(1).項目**</dt>
468
    <dd></dd>
469
</dl>
470
471
性能問題
472
473
<dl>
474
    <dt>**(2).設定理由**</dt>
475
    <dd></dd>
476
</dl>
477
478
システム上性能限界が75TPSで現行システムがそれよりも性能が劣化している傾向がある。とか。
479
480
<dl>
481
    <dt>**(3).基準値**</dt>
482
    <dd></dd>
483
</dl>
484
485
75TPSの維持。
486
487
<dl>
488
    <dt>**2.サービスレベル維持の為の方策**</dt>
489
    <dd></dd>
490
    <dt>**2-1.顧客への説明**</dt>
491
    <dd></dd>
492
    <dt>**2-2.工夫点**</dt>
493
    <dd></dd>
494
    <dt>**(1).DBの再編成・運用の組込み(システム管理者の視点)**</dt>
495
    <dd></dd>
496
    <dt>**(2).ソフトの修正?ハードの増強?-CPU・メモリ**</dt>
497
    <dd></dd>
498
    <dt>**(3).**</dt>
499
    <dd></dd>
500
</dl>
501
502
<dl>
503
    <dt>**3.評価**</dt>
504
    <dd></dd>
505
    <dt>**3-1.顧客への報告と評価**</dt>
506
    <dd></dd>
507
</dl>
508
509
目標値クリア
510
511
<dl>
512
    <dt>**3-2.今後の課題**</dt>
513
    <dd></dd>
514
</dl>
515
516
問題の早期発見
517
518
###  午後2 問3
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    <dt>**1.私が携わったシステム概要**</dt>
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    <dt>**1-1.システム概要**</dt>
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Xセンタは、いくつかの金融機関の基幹系システムとして機能する共同センタである。被災対策としてのバックアップセンタも含め全国に7拠点あり、それぞれ配下に管理する金融機関が異なる。その為、それぞれのセンタで各金融機関の業務に合わせて独自の運用(主な独自運用部分としてはオンライン業務時間が各センタで違う)を行っている。銀行業務全般は日中帯に行われるが、夜間はバッチ処理等があり、基本的に24時間システムの停止は許されない。システム停止は、計画保守等の目的でかつ、顧客の承認が得られた場合のみ限られた時間システムの停止を行える。金融業務における基幹システムは、障害による業務停止の影響が非常に大きく、システムには高信頼性が要求される。従って、全ての機器・ネットワーク・電源にいたるまで二重化構成としており、システムの高信頼性を確保している。
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    <dt>**1-2.私の立場**</dt>
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金融機関の端末群と勘定系・情報系ホストとを中継するXセンタのゲートウェイシステムは、機器の陳腐化とマシン保守期限切れに伴い、システム更改する事となった。A社社員である私は、Xセンタよりシステム開発と開発後のシステム保守を請け負った。私は現在まで、3つの金融システムの開発業務に携ったが、今回初めてプロジェクトリーダとしてプロジェクトの管理を行う事となった。
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    <dt>**2.切り分けられなかった障害**</dt>
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去年12月の某日、顧客より特定の取引が出来ないとの連絡があった。特定ユーザ(金融機関)の特定端末の特定業務のみタイムアウトし取引不可であるという状況である事がわかった。我々は特定取引の異常という部分に着目し、まずその取引処理を行う勘定系ホストを調査したが、システムは正常に動作していると確認できた。続けて障害対象の端末・ゲートウェイサーバ共に調査したが異常を通知する機器は無く、全て正常に稼動していた。
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    <dt>**3.障害の切り分け**</dt>
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    <dt>**3-1.作業の統括**</dt>
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私は、A社のシステム設計管理者・ハード保守管理者・ネットワークエンジニア(有識者)を招集し、当障害事象についての緊急ミーティングを行った。各担当者の意見は様々であったが、ネットワークエンジニアから「障害予想箇所を中心としてネットワークは上位レイヤから下位レイヤに向けて調査したらどうか。」との提言があった。私は勘定系ホストまで該当端末からの取引が到達していない事を確認し、各担当者に以下の調査を依頼した。
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    <dt>**3-2.障害の切り分け**</dt>
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私は、ミーティングの結果を基に、それぞれのリーダに次の調査を依頼した。
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私の考えの基に指示した事にする。
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    <dt>**(1).SEへの指示**</dt>
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ゲートウェイサーバでのネットワークトレースの取得、但し、作業は2人以上で行いオペレーション実行前に、双方が確認する事。手順書が無いから。
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    <dt>**(2).CEへの指示**</dt>
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LANアナライザを導入し、何処でパケットのロストが発生しているか調査する事。
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    <dt>**(3).ネットワークエンジニアへの指示**</dt>
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    <dt>**3-3.障害内容**</dt>
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CEがLANアナライザを使い調査した所、ルータにおいて、FTP関連のIPパケットの送達が破棄されている事が解った。なお当障害ルータのパケットフィルタリング設定は、確認したが正常であり、故障時にルータ自ら故障の旨を通知するはずのSNMPトラップも通知していなかった。私は障害を当該ルータと判断し、予備機に切り替えるよう指示した。切り替え後に障害業務は正常に行うことができた。
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    <dt>**4.評価**</dt>
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    <dt>**4-1.顧客への報告と評価**</dt>
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私は、ルータの特殊故障である旨を顧客に説明した。今回の障害に関しては業務に影響があり、当然顧客から注意が有あった。具体的な改善策の提示を求められたが損害請求等は無く、今後のビジネスへの影響度は最小限に留める事ができたと判断している。そういった意味で自分の施策は奏功していると判断する。
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    <dt>**4-2.今後の改善点**</dt>
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当障害に関しては、致命的な業務の停止は避けることができたものの、顧客からは叱責を受けている。これは、障害時の○○○の考慮が甘かったと言わざるを得ない。改善点として、
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* 連絡網の周知徹底
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* 定期的なミーティングの場を設ける事
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* 訓練
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は、まず必要だが、こうした不測の事態の早期解決の為には、運用要員・開発要員の教育の強化が必要と考え、現在実施中である。
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 メモ
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    <dt>平成17年度春期 高度情報処理技術者試験 合格を目指して! 資格取得ブログ</dt>
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    <dd>http://smpman.blog3.fc2.com/</dd>
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    <dt>経済産業省 システム管理基準</dt>
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    <dd>http://www.meti.go.jp/policy/netsecurity/downloadfiles/system_kanri.pdf</dd>
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    <dt>午前カリキュラム</dt>
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    <dd>http://www5a.biglobe.ne.jp/~ariga/public_html/gozenkari.htm</dd>
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    <dt>システム管理者のメモ張</dt>
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    <dd>http://www.geocities.jp/sys_memo/</dd>
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    <dt>実例で学ぶWebシステムのチューニング手法</dt>
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    <dd>http://www.ulsystems.co.jp/opinion/technical_report/archive/000003-2.html</dd>
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